
小田原史談会のホームページへようこそ!
小田原史談会は小田原の歴史を語ろう、文化を創ろうという人たちが集まって1955年(昭和30年)に発足し、半世紀を超え活動をしております。
小田原といわれて連想するものに、小田原城、仇討ちで有名な曽我兄弟、戦国の武将北条早雲、弥次喜多の五右衛門風呂騒ぎ、薪を背負った二宮金次郎などがあり、 それぞれ人によりあるいは世代により関心が異なります。また「小田原までは江戸の内」といわれて江戸の文化がかなり色濃く残る土地柄ゆえ歴史を語る口調にも粋な風情が感じられます。
小田原地方を中心とする郷土の歴史を学びながら、先人の歩を後世に伝え、そして今、新しい時代に合う活動を始めて「温故知新」の道を歩みはじめています。
小田原史談会入会募集中
皆様の入会をお待ちしております。
○会費 一般会員 年額3千円
○入会のお申し込みは「お問合せ」からどうぞ。
〇史談会では次のような活動しています。
・会員には年に4回発行する会報を配布しています。
・会員参加の史跡巡りと初詣バスツアー、講演会・セミナー、輪読会など
トピックス

『小田原史談』275号 発刊
「碑文を生かし、伝えたい-関東大震災記念碑文の拓本を採る-」は小田原史談会の拓本集団「星の組」で実施している「関東大震災記念碑文」の拓本化の活動についてJ:COMの取材を受けた星野和子さんのインタビューを再現した記事です。なお、このページの下記の震災アーカイブのURLをクリックするとインタビューの動画をご覧になれます。
馬場弘臣さんの「劇作家・北條秀司と小田原」は戦前から戦後の演劇界を牽引した北條秀司の事績、所蔵資料から見た活動と演劇人との交流、小田原の「劇団こゆるぎ座」との関わり、小田原在住時代の事跡、「王将」誕生について紹介している。

深野彰さんの「小田原市民会館大ホールの謎(二)-壁画制作と建築設計の背景について」は壁画制作の画家・西村保史郎の画風と大ホール設計者・吉原慎一郎の設計について論考した。筆者は小田原市民会館大ホールが建築と壁画を総合した近代モダニズム建築の傑作ではと評価している。 「そば粉を担いでそば打修業」は久津間製粉の久津間裕行社長のお話。会社は明治36年(1903)創業のそば粉専業の製粉会社です。商社を辞めて実家を継ごうと帰ってきたとき、そばのつくり方も何もわからず、そば粉を担いでそば打ち修業し、おそば屋さんとそばの話ができるようになった。営業範囲は日本全国で輸出もしていること、そばの藪と更科と砂場、石臼挽きとロール製粉、北海道にそばを蒔くなどのそば粉の奥深いお話です。
「こちら」をクリックする〔会報小田原史談〕のページで会報の目録をご覧になれます。

「片岡永左衛門日記」
明治41年4月10日~明治41年 10月7日のトピックス
明治四十一年四月三十日 常宮竹田宮御婚儀ニ付、高輪台町高輪御殿ニ参賀、小田原名産蒲鉾壱箱ヲ献上ス。御目録・紅白菊御菓子五個・日本酒正宗壱缶(ほとぎ)・鶴亀模様杯・寿司壱折・御料理壱折ヲ賜ル。
五月二十五日~六月七日 東北地方漫遊
上野駅~(夜行列車)~仙台~塩釜~松島遊覧(船)~塩釜止宿~(船)~鮎川止宿~(徒歩)~金華山神社参詣~鮎川~(船)~塩釜~仙台止宿~平泉(中尊寺・光堂参観)~(夜行列車)~浅虫温泉(入浴)~(徒歩)~青森~大久保(八郎潟湖畔)~(徒歩)~八龍橋・船越・船川止宿~男鹿半島島廻り遊覧(船)~船川~(徒歩)~大久保~秋田止宿~秋田公園・三吉神社~山形止宿~大沼の浮島遊覧~山形止宿~東京尾崎方止宿。
八月十三日 親一是迄橘樹郡農事試験場長就職ノ処、農商務省園芸試験場長ノ勧誘ニヨリ帝国冷蔵会社果物蔬菜部ノ主任ニ入社ノ交渉成シ。


「小田原おしゃべり倶楽部」
11月は荒河純さんの「私のルーツ③原始篇:「ヤポネシア人の起源について」」です。
21世紀になって新しい研究ツールが開発され、古代史研究は様変わりした。ゲノム解析による人類の起源、ヤポネシア人(日本人)の起源についての最近の学説が紹介された。

小田原史談会初詣 「徳川家康ゆかりの静岡を詣でる」
令和6年の小田原史談会初詣は下記の通りに予定しています。
実施日:令和6年(2024)1月18日(木)
集 合:7時50分 小田原駅西口(早雲像前) 8時 出発
18時 頃 帰着予定
行き先
・久能山東照宮
・静岡浅間神社
・駿府城址(駿府城公園)
参加費:9,000円 (会員 8,500円)
(昼食代込み。当日徴収します。)
募集人員:35名(最小催行人数 25名)申込み先着順
申込み:11月1日~12月20日まで
「お問合せ」に「初詣参加」と明記し、名前、メールアドレス、携帯電話番号(電話番号)、を記入し、〈送信する〉ボタンをクリックする。
お問い合わせ先:同上
「こちら」をクリックしますと〔史跡巡り〕のページをご覧になれます。

古典講座 『伊曾保物語』を読んでみよう 開講 参加者募集
皆さんは子どもの頃、イソップ物語を読んだことがありますか。意外と知られていませんが、日本の江戸時代初期に仮名草子の中に絵入り整版本として『伊曾保物語』が出版されています。
『伊曾保物語』は当時の平易な日本語で語られており、原作そのままの内容が記されている話もあれば、舞台を京都におくなどのアレンジ、場合によっては教訓が少しだけ日本風に変わってしまっているものもあります。本講座では本来のイソップ物語がどのように日本風にアレンジされているかを比較しながら読んでみたいと思います。
開催日時:11月14日(火)13時~13時50分
11月28日(火)13時~13時50分
開催場所::UMECO 第二会議室
講 師:阿部美知代氏(近世初期文学)
費 用:1回300円(テキスト代含む)
申込方法: 「お問合せ」に名前、メールアドレス、携帯電話番号(電話番号)、「伊曾保物語に参加」と記入し、送信する。

令和5年度小田原史談会年次総会および講演会
令和5年度小田原史談会総会を5月13日(土)開会し、2022年度の事業報告と決算報告及び2023年度事業計画と予算書を審議・承認した。
総会講演会は鳥居和郎氏(小田原市文化財保護委員)の「『異なる視点からみる小田原合戦』―豊臣秀吉軍の各種史料の検討から―」でした。
「こちら」をクリックすると〔講演会・セミナー〕のページの〔講演会〕をご覧になれます。

『片岡日記・大正編』発行発売中
2023年9月1日に関東大震災100年を迎えます。
片岡永左衛門は関東大震災で彼の大変貴重な日記を焼失しました。残る日記を「片岡日記・大正編」として発行します。その内容は震災の様子をはじめ大正時代の小田原を私たちに伝える稀有な記録です。また当時を彷彿させる豊富な写真もお楽しみいただけます。ご購入下さい。
書 籍 名: 『片岡日記・大正編』(A4版)
翻刻・編集: 小田原史談会「片岡日記を読む会」
発 行: 小田原史談会
発 行: 2022年9月9日
定 価: 1000円(税込1100円)
取扱い書店: 伊勢治書店ダイナシティ店・平井書店(小田原市)・高野書店(小田市)で販売中です。
この小田原史談会ホームページからもご注文できます。
「お問合せ」に、「『片岡日記・大正編』本を注文します」と明記して氏名・郵便番号・住所・電話番号を記載して送信してください。
なお郵送&振込の場合、送料+振込手数料が別途かかります。
会員の皆様には格安で頒布していますので、「お問合せ」に「『片岡日記・大正編』本を注文します」と併せて「会員」と明記の上お申し込み下さい。(会報「小田原史談」令和4年7月号もご覧ください。)

『片岡日記・昭和編』増刷発売中
「片岡日記・昭和編」は在庫がなくなり頒布を中断していましたが、ご購入のご希望があり増刷しましたので、頒布を再開しました。
「昭和編」は昭和2年1月から昭和9年末までの7年間の日記で、現在の小田原の街の姿になった関東大震災後の復興の様子などが記されています。
書 籍 名: 『片岡日記・昭和編』(A4版)
翻刻・編集: 小田原史談会「片岡日記を読む会」
発 行: 小田原史談会
発 行: 2021年11月
定 価: 1000円(税込1100円)
「お問合せ」に、「『片岡日記・昭和編』本を注文します」と明記して氏名・郵便番号・住所・電話番号を記載して送信してください。
なお郵送&振込の場合、送料+振込手数料が別途かかります。
会員の皆様には格安で頒布していますので、「お問合せ」に「『片岡日記・昭和編』本を注文します」と併せて「会員」と明記の上お申し込み下さい。

